夏の名残を感じる9月某日。

 

この日は同じナンパ仲間とフェスにきていた。

3日間に渡って行われるフェスで、海外からも有名なアーティストなどがやってくる。

一年に一度の祭典。

 

 

天気は快晴、頭上に広がる青空、キンキンに冷えた美味い酒、胸に響いてくるEDMの音、際どい服装で目の前を歩く女性たち。

正直1年の中でこの祭りが一番好きかもしれない笑

 

友達「おい、ポルノ飲もうぜ」

 

僕を呼ぶ声。

 

さあ今日は飲み明かそうか。

 

 

 

全てを壊した突然の雨

この日はかなりの数の女性をナンパして、芝生の上で一緒に酒を飲んでワイワイ騒ぎながら遊んでいた。

飲んで騒いで最高だったが、突然広がっていた青空に雲が出はじめ一瞬にして、曇り空に変わってしまった。

 

「なんか雨降りそうな・・・」

 

と言ったのもつかの間。

雨がパラパラと降り出してきた。

そこから天気が急変。

 

ポツポツと降りだした雨が一瞬でザーーという音と共に僕らに降りかかる。

急いでその場で飲んでいた女の子2人、友達2人と共にテントへ逃げ込む。

 

女1「雨やば」

友「これは外出れないね。」「じゃあここで飲もうか!」

 

と友達が言い出すと、降りしきる雨の中テント内で再び飲みが始まった。

 

そして僕はここで最高に酔っ払ってしまうことに・・・。

泥酔とまではいかないが、ゲームで負けてぐいっと酒を飲む。もう楽しくなっていたのでやけに近い。

 

 

テント内で楽しくゲームをしつつも、外の雨は全く降り止まず、ゲームも次第に白けてきた。

 

そんな雰囲気に女子たちも飽きたのか、フェスに行くと言い出している。

僕ももうこの女子2人とは未来がないと思っていたので、諦めて仲間と外へ飛び出した。

 

雨はまだザーザー降りだが、雨にも負けずナンパ。

ただ土砂降りの雨の中、出歩いている女性は皆無だ。

 

 

そこで僕らは雨宿りをしている女性に話しかけることに。

 

 

前置きが長くなってしまったが、今回の話はそこでLINEを交換した女性である。

 

 

早速ショッピングセンター近くで、大勢の人が雨宿りをしている場所に行き、友達が声かけ。

というよりも友達が酔っ払いすぎていたので、ノリで二人組に突っ込んでいる状態。

 

僕が後から会話に入りカバーする形だ。

 

見ると友達が二人組の女性と和んでいる。

早速カバーに入る。

 

「すいません、うちの酔っ払いがご迷惑を笑」

「かなり酔っ払ってますねw」

「そうなんですよ、もうこの子はね」

 

と会話を始めたが、話し始めた1人が僕のどタイプだった。

身長はあまり高くはないが、ぱっちりした二重、笑顔が似合う顔立ち、透き通った肌、完全にタイプ。

 

 

酔っ払っていたが、すぐに理解する、これは何としてでも番げしなくてはならない。

友達はこの2人に話しかけて反応が悪かったのか、すぐに違う子に話しかけに行ったが僕だけその2人に粘る。

 

「友達、他の子に話しかけてるよ笑」

「もうほっとくw」「てか、LINE交換しようよ」

 

唐突な交換は拒否を生む。普段なら絶対にやらないが酔っ払いは怖い。

やはり一瞬グダられる。

 

だが、何としてでも交換したかった僕はあれこれ話して何とか番げ。

 

「今度しっかりと口説くんで待っててな」

 

別れ際にこんな感じのことを言っていたらしい笑

 

その後は違う友達と合流して、ショッピングセンターでナンパしてトイレに連れ出そうとしたり、また外に出てナンパをしたり終始わちゃわちゃしながら飲んで騒いだ1日となった。

 

一瞬で終わるLINE

翌日は二日酔いで死んでいた。

朝起きた瞬間に、胃がムカムカして吐きそうになる。完全に飲みすぎだ。

 

体は瀕死だったが、昨日LINEを交換したタイプの子は忘れてなかった。久しぶりのドタイプ。やはりアポには持っていきたい。

 

ひとまず、だるい体を奮い立たして会社へ行き、昼休みの時間にファーストLINEを送る。

そこからムカムカした胃を我慢しながらデスクワークをこなし、退社。

 

LINEを見るが彼女からの返信はない。トークルームを見ると既読はついている。

 

やはり死んだか。

仕方ない。あの状況ではLINEを交換して感度が高かろうが、1日経てば冷めてしまう。鉄は熱いうちに打てである。

 

本当に女性は気が変わるのが早い。これは何年もナンパをやっている上でわかってきていた。

一瞬の誤った判断で、仕上がっていた女性が一気にしらけてしまったりしたこともあった。

 

だから、この時も正直諦めていた。

数日寝かせてライトメッセージを送って、ダメだったら諦めようとそう思った。

とりあえず二日酔いを直すため、帰りは松屋で味噌汁と牛丼を食べた。

 

 

決まったアポ

数日彼女のことは忘れて仕事やナンパでバタバタしていた。女を忘れるときはナンパが一番だ。

ただやはりフェスの名残か、あの時の反応の良さを思い出してしまう。

 

まだLINEを送って1週間も経っていなかったがライトメッセを送る。

僕がいつも使うものだ。

参考:ザオラルLINEで復活【スレンダー風俗嬢と深夜のアポ】

 

 

「生きてる?」

 

 

これで返ってこなかったら諦めようと思った。

 

だが、結局その日はLINEが返ってくることはなかった。

 

翌日、朝起きてスマホをチェックすると、

「おはよ!生きてるよ笑」

 

とLINEがきていた。

口角が上がる。

 

そこからポンポンとスムーズにやりとりが進みだす。

ちなみにこの時も彼女の住んでいる場所も何も知らなかったので、都内で会えるか不安だった。

だが、その不安は払拭される。

 

ラリーが進んでいった結果、某日渋谷でアポとなった。

 

 

現れるどタイプな女性

今日もフェスの時と同じような曇り空に雨。

 

だが、あの時ほど強くはない。小雨程度。傘をさせば問題ない。

 

待ち合わせ場所に向かい、スマホをチェック。

 

時間は1分前。

ギリギリの到着になったが、彼女もちょうどに着くと言っていた。

 

LINEをチェックし再度、時計を見る、針は30分を指している。

 

スマホが鳴った。画面には彼女の名前。

 

「どこにいるのー?」

「本屋の前突っ立ってるよ、あ、いた」

 

彼女がいた。

そのまま電話を切り彼女の近くへ行く。

 

「どうも、お久しぶりです笑」

「あ、こちらこそ笑」

 

どことなくぎこちない感じ。

 

彼女を近くで見る。

思っていた通りというか、彼女は僕のタイプだった。少なくとも性格はわからないが、顔に関しては僕のタイプ。

 

再開の挨拶はそこそこに雨を話題にして、割とよく行くアポの店へ向かう。

いつ行っても空いている店なのでお気に入りだ。

 

店に着きドアを開けると予想通り、僕らの他にお客さんは数人ほど。いい店だ。

 

席に着き早速飲み物を頼み、勝負開始。ここからは男と女の勝負である。

 

「最近告白された笑」

彼女は、今年地方から出てきた看護師だった。

今年で24歳になるが、地元の病院から転職して東京の病院へ転職したらしい。

 

そのためか喋る節々に方言を感じる。関東在住からするとその方言がたまらなく可愛かったりするのだが。

 

「じゃあ今は彼氏絶賛募集中?」

「そうねえ、ただ探しているけど、そこまで本気ではないかな」

「本気出せばすぐにできるって?」

「そうはいってないけど笑でも、いい人がいれば付き合いたいな」

 

彼女はそう言っているが、周りの友達はどんどん結婚しだしているらしい。年齢も年齢だし地方だと結婚は早い。

だが、彼女もそういった田舎独特の雰囲気を捨てて、東京で色々な経験をしたかったのだろう。

 

話すと東京の話がどんどん出てくる。

東京タワーに行った話、スカイツリーに登った、浅草でお参りした。など話もなかなか尽きない。

だが、そうではない。もっと彼女の感情が動く話をしたい。

 

 

一度外れたが、もう一度だけ恋愛の話を振ってみる。

「最近いい人はいないん?」

「いい人はいないけどこの前告白された笑」

「お、いいじゃん。でも振ったんだ」

「まあ違ったよね。男として見れなかった。友達って感じ」

「あー、そういうのあるよね。友達と男ってまた違うし、ドキドキ感がないよね」

「そう、全くドキドキしなかったかな笑」

 

ここで彼女がその男性について話し始める。

ヒットした。この会話を待っていた。あとはこの会話で進めるだけだ。

 

そこからじっくり最近告白された人の話、元彼の話、恋愛の価値観などを深掘りしていき、お互いの心の距離が近づくように話す。

 

最初に会った時とはもう別の表情だ。慣れると本当に楽しそうに喋る子である。

 

 

 

 

時間は1時間ぐらい経っただろうか。

あるテストを挟み、いけると判断。

 

彼女が飲み物のメニューを見始めたタイミングで退店する。

「じゃ、そろそろ行こっか」

「え、うん、わかった」

 

いい反応。まあ、まさかここで店を出るのは一般の男性はしないよな笑

不意をついた絶好のタイミングでそのまま店を後にし外に出る。

 

外に出るとすでに雨は上がっていた。

もう傘を指して歩いている人はいない。

 

 

2人で並んで歩き始める。

ここでハンドテストを挟もう。

 

そしてそのまま成功すればホテルへ行くだけだ。

だが、彼女は両手に荷物を持っている。片方に傘、片方にカバンだ。

 

 

どうするか。

 

 

ただ店内での立ち振る舞いも完璧、さらに退店のタイミングも我ながらよかったと思う。

イレギュラーだが、直接言ってみた。

 

「ちょっと右手だけ空けて」

「ん?いいよ」

 

彼女が右手を空けたタイミングで手を握る。

「チャラいw」と言われたが全く気にしない。

 

チャラいと言いつつも、彼女の手を握ると彼女も握り返してくれる。

 

 

もう、ここまでくれば何もいらなかった。

 

そのまま人混みを抜けてホテル街へ。

 

 

ホテル前でそのまま靴濡れたから乾かそうと言い、ホテルの受付へ。

「慣れてるね笑」

「そんなことないよ、生まれて初めて」

 

エレベーターに乗り、そこでキス。

彼女が僕を見つめる目が潤んでいる。最高の表情だ。

 

部屋に入り2人ベッドに倒れこむようにしてお互いを求めあった。

 

 

今回の振り返り

振り返ってみると、今回はかなりスムーズにことが進んだ。

彼女とのLINEは不安定ながらも実際にアポをしてみればグダも一切なく、話も弾んだ。アポ中の会話も積極的に質問サインが多かったし、会話のテンポ、リズムも終始よかった。

 

正直今回の子も顔もタイプだったし、話も合った。順当に行けば付き合いたいところだが、セックスの相性だけが合わなかった。

もし仮にこの子と付き合って、後々セックスをしていたら確実に別れていると思う。それぐらいに合わない。

ナンパをやってきて思うが、「性格、見た目、セックス」この3つは付き合う前に絶対に確認した方がいいと感じる。

 

不倫の大半はセックスレスということが、セックスの大事さを物語っている。

 

 

まあ、フェスに関してはまた来年も楽しみたいな。